恐羅漢は、国設と民営が分かれる前、毎週のように通っていた時期があったので、
かなり気になっていました。
無事に全員発見されたそうで、ホッとしています。
恐羅漢は、コース外を滑る人が多いんですよね。
僕が通っていた頃も、ちょっとした遭難騒ぎは、ちょくちょくあってましたよ。
僕も、遭難騒ぎに一度遭遇したことがあります。
ボーダーが行方不明になって、場内放送で、「動かないでください」と
放送されてました。
実は、この時、その行方不明になったボーダーと同じ、コース外を
僕も滑っていたんで、「あいつかぁ」って心配になったのを覚えています。
今回の一件で、もちろん僕もコース外を滑るのは止めようと思ったのですが、
滑りたくなる気持ちも判るんです。
決して、遭難したボーダーを弁護するわけではないのを主張して、
書かせていただきます。
「私をスキーに連れてって」の世代の人にとって、今の中国地方のスキー場は
どんどん「つまらないスキー場」になりつつあります。
当時は、林間コースなど、長い距離を滑るのが流行していて、
「山スキー」などのツアーがありました。
林の中の木々を縫うように滑るスキーに憧れて始めた人も多いはずです。
そして最近流行始めたのが「バック・カントリー」です。
映画「銀色のシーズン」でも冒頭にバック・カントリーのシーンが出てきますが、
これって、昔の「山スキー」と気分は同じなんですよ。
「山スキー」も「バック・カントリー」も言葉が違っても、中身は同じ。
雪を通して自然のにチャレンジ、それを楽しみます。
よく「雪と会話する」なんて言ってました。
昔は、そういうコースが中国地方にも多かったんです。
それが最近どんどん圧雪されて、そういうコースが減ってるので、
自然雪を楽しみたい人は、「ゲレンデの外で滑る」と無謀な事をやるわけです。
今回の寒波のような大雪が降ると、コースを囲む柵の向こう側に
「おいしそうな雪」がたくさん積もってるのが見えるわけです。
これを「滑ってはいけない」というのですから、正直辛いです。
無謀な「バック・カントリー」を、これ以上増やさないためにも、
自然のまま放置しているゲレンデを、もう少し増やして欲しいのですが、
どうでしょうか?
コース内を全て圧雪するから、圧雪してないコース外を滑りたくなるんですよ。
「楽しいコース」が存在するなら、あえて無謀な「バック・カントリー」など
やらないと思うのですけど。
すいません、最近深雪を滑ってないんでグチになりました。(-。-;)ボソ
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