日本初のシリーズ式ハイブリッドである
新型ノートの
e-POWERrをチェックしてみた。

「
e-POWER」のエンブレムがシリーズ式ハイブリッドの証だな。
シリーズ式ハイブリッドとは? ⇒ ハイブリッドを考えるさて、レシプロ・エンジンとどこが違うのか?
まず、インパネ。

ハッキリしているのは、”タコメーターが消えた”ってことだ。
エンジンで走るわけではないので当然だな。
モーターにギアチェンジは不要なので、
回転数=速度だからモーターの回転数表示も不要。
しかしながら、発電にガソリンエンジンを使うので、フューエル・メーターはある。
この辺がEV(電気自動車)の
リーフとは違うところ。
↓ こちらはボンネットの中だ。

想像以上に”ギッシリ”の印象。
ギアが無い分コンパクトになるのかと思いきや、エンジンの小型化が難しく
それなりにギリギリに収まる感じになってるようだ。
↓ こちらはモーター部分の拡大写真。

このモーターは
リーフと同じものらしい。
さて、シリーズ式のハイブリッドは”ハイブリッド”と名前は付いているが、
実際は電気自動車(EV)と同じようなものだ。
そこで気になるのが、
リーフとノートの
”走りの違い”だな。
その辺を担当に伺ってみると・・・。
まず、モーターが同じなので、トルクなど、パワーは全く同じ。
EV独特の低速トルクが楽しめる。
次にノートのエンジンがどの程度、走行に貢献しているのか?が気になるな。
ほとんどエンジンが動かず、発電しないでも大丈夫なら、
リーフより断然優れていることになる。
この点は、バッテリー容量に差があって、
ノートは、リーフの1/20なんだそうだ。
なので、バッテリーだけで走れる距離は、(理論的には)1/20だが、
実際に運転すると、”エンジンは結構動いている”という感じらしい。
では、エンジンが動いて発電を開始するタイミングが気になる。
プリウスのように、動き出したらすぐにエンジンがかかるのだろうか?
担当によると、エンジンのかかるタイミングは、
車の走行状態には関係なく、あくまでも
”
バッテリーの残存量がなくなったらエンジンがかかる”
ということだった。
だから、車が走っていようがいまいが、
電気が足らなければエンジンがかかって発電するってことだね。
次に、自動車としての”走り”はリーフと比べてどうか?だけど・・。
パワーはリーフと同じなんだが、
意外なのは実際に運転すると両車に違いがあるらしい。
その原因は”重心”なんだな。
リーフは、ノートの20倍の容量を持つバッテリーを持っている。
”最も重いバッテリー”が床下にあるため低重心であり、
前後バランスも優れている。
ノートの場合、最も重いのはエンジン+モーターの部分であり、
これがフロントのボンネット下に収まっているので、
重心が高く、かつフロント・ヘビーなんだな。
これが走行性能に大きく作用しているらしい。
この辺りの運転感覚は、ぜひ試乗して確認して欲しい。
と、いろいろ書いたが、結局のところリーフとノートの違いは、
電気の残りがなくなってきた場合、
リーフは電源プラグを挿す。ノートは、ガソリンを入れる。この違いが一番大きいよね。o(⌒0⌒)o
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