舞台用の
照明器具で忘れられないのが
バリライトの登場です。
バリライトは現在の色が変ったり、動いたりという、
ムービング照明が登場するきっかけになったと思います。
ジェネシスのライブで登場したのが、初めてと聞いたような気がしますが、
僕が初めてバリライトの実物を目撃したのは、ローリングストーンズ東京ドームのライブでした。
それまで、舞台の
照明器具と言えば、
いわゆるスポットライトと、セロファンで色づけされたチカチカと光るライトだけでした。
しかし、初めて見るバリライト、これは本当に驚きました。
バリライトは、簡単に言えば、コンピューター制御の
照明器具です。
照明の色や、動きをコンピュータ制御する事で、「規則性」を演出することができます。
ストーンズの演奏のリズムに合わせて、色、動きを変えるバリライトを見た印象は、
「光が踊っている」というイメージでした。
たくさんの照明が一斉に動き始めるのですから、とても人間の手でやるのは無理です。
複雑で、規則正しいリズミカルな動き・・・、当時はかなりショックでした。
しかし、それから20年ぐらい経った今、ムービング・ライトは当たり前になってきましたね。
音楽関係、舞台関係はもちろん、最近ではちょっとしたクラブでも目にするようになりました。
今の人は、動く
照明器具、色が変る
照明器具でも、全然珍しくないでしょうねぇ。
でも、バリライトの登場がなければ、現代の
照明器具はなかったと思いますよ。
あのストーンズのライブ、ストーンズも良かったのですが、
照明器具に感動したってのも忘れられない思い出です。
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